東野圭吾さんの推理小説が好きな人には、ガリレオシリーズ最新長編が注目の一冊です。
物語は、刑事の内海薫が70歳ほどの老人に刺される衝撃的な場面から始まります。
老人は犯行後に飛び降りようとしますが失敗し、取り調べでは何も語ろうとしません。
捜査が進む中、内海に強い恨みを持つ若い女性が浮かび上がります。
しかし、老人と若い女性を結ぶ関係が見えず、事件は深い謎に包まれていきます。
内海への復讐は刺傷事件だけでは終わらず、さらに恐ろしい計画が待ち構えていました。
若い女性が突きつける究極の選択も、物語を大きく動かすポイントになりそうです。
一方、物理学者の湯川学と刑事の草薙俊平は、老人が所有していた品に注目します。
小さな手掛かりから忘れてはいけない過去へ近づく展開は、ガリレオらしい面白さを感じさせます。
永遠に心へ残る記憶が事件とどう結びつくのか、想像するだけでも興味が湧いてきました。
私は読書が好きで、仕事の合間に本を開く時間を大切にしています。
フリーランスとしてパソコンに向かう毎日では、推理小説の世界に入る時間が良い気分転換になります。
文書管理コンサルタントを経験したため、持ち物や記録から事実を整理する物語にも魅力を感じます。
湯川の論理的な推理と、草薙や内海の人間味が重なる展開をじっくり味わいたいです。
過去の出来事は消せなくても、受け止め方によって未来は変えられると私は考えています。
記憶や復讐、人間の選択を描く物語なら、人生について考える機会も与えてくれるでしょう。
結末を知らずに読み始め、複雑な謎が一つにつながる瞬間を楽しみたい作品です。

