AIに関する書籍はたくさん出版されていますが、ほとんどがAIを仕事でどのように活用するか、またはAIを使ってどのように稼ぐかという本ばかりです。
この本はそれらと違い、言語学者の教授がAI倫理の本として書かれました。
AIとの付き合い方を読者とともに考えたいという主旨です。
AIとどう付き合っていくかという問題を短編小説(会話劇)形式で進行していき、とても興味深い本となっています。
「友だち以上恋人未満の人工知能 言語学者のAI倫理ノート」は、便利さの先にある心の問題を考えさせてくれる一冊です。
私もフリーランスとして、日々パソコンに向かっています。
文章を書いたり、情報を集めたりする中で、AIはかなり身近な存在になりました。
仕事の相棒のように感じる日もあります。
ただ、便利だから何でも任せていいのかと考える瞬間もあります。
文章を作る力、考える力、人と向き合う力まで弱くならないか。
そんな少し引っかかる気持ちに、この本は静かに寄り添ってくれそうです。
本書では、AIへの依存、子どもとAI、AIに恋する感情、ジェンダーバイアス、環境負荷などが扱われます。
難しい倫理の話なのに、会話劇の形なので身近に感じられる点が魅力です。
私は読書が好きで、洋楽やスポーツ観戦も好きです。
本当に心に残る本は、知識だけでなく、自分の暮らしを見直すきっかけをくれます。
この本も、AI時代を生きる自分の距離感を考える時間になりそうです。
AIは、友だちのようでもあり、恋人未満のようでもあり、道具でもあります。
だからこそ、人工知能との関係を急いで決めつけず、考えながら付き合いたいですね。
AIを使って稼ぐ方法だけでなく、AIと人間の心の距離を考えたい人におすすめです。
日常の読書時間に加える一冊として、購入してじっくり読んでみたくなります。
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友だち以上恋人未満の人工知能 言語学者のAI倫理ノート [ 川原 繁人 ]

