映画版が公開されると知り、書籍「国宝」にも興味が湧いてきました。
映画館で観る前に原作を読むべきか迷っています。
吉田修一の作品は以前も手に取ったことがありますが、この小説は芸能界と極道、そして梨園の世界が交錯する壮大な物語と聞き、内容の濃さを感じます。
1960年代の長崎を舞台に始まり、大阪や東京へと広がる時代背景も面白そうです。
極道の血を引く男が役者として頂点を目指すという設定は、波乱万丈で迫力があると想像します。
映画を先に観ると映像美や演出を純粋に楽しめそうですが、原作を読むことで登場人物の心情や背景を深く理解できる魅力もあります。
迷いながらも、どちらの順番で触れるかで楽しみ方が変わりそうだと感じます。