30代からの「異業種」転職

30代に入ると、これまでの経験を活かしつつ新しい分野に挑戦したいと考える人が増えます。

私も会社員時代、同じ職場に留まることへの疑問を感じたことがありました。

先日たまたま手に取った『30代からの「異業種」転職　成功の極意』という本。

最初は何気なく手に取ったのですが、読み進めるうちに「なるほど」と深くうなずかされました。

著者の武元康明さんは、航空業界や人材サーチ業界で豊富な経験を持つトップヘッドハンター。

実際に数多くの転職を見てきたからこそ語れる、リアルで実践的な内容が詰まっています。

印象に残ったのは、“自分の資質を知り、自分の価値をどう売るか”という視点です。

これは営業経験のある私にも強く響きました。

異業種への転職は「ゼロからの挑戦」ではなく、「新しい環境での再評価」なのだと気づかされます。

人生100年時代、60歳を過ぎても働くのが当たり前になりつつあります。

30代はまだ通過点。