最近気になっている一冊が、「国宝 文庫」という小説です。
まだ読んでいないのですが、吉田修一さんの作品で、しかも映画化されていると聞いて、ますます興味が湧いてきました。
歌舞伎の世界と極道の血筋という異色の組み合わせが、どんな物語を生み出しているのかとても気になります。
特に、主人公・喜久雄が任侠の一門に生まれながら、舞台芸術の世界で頂点を目指していくという設定に心を惹かれました。
熱く芸道を極めようとする生き方は、まさに対照的。
でもだからこそ、自分の中の情熱をもう一度思い出させてくれそうな気がするんです。
読書好きとしては、こうした芸能界の裏側や人間の葛藤が丁寧に描かれている小説にとても惹かれます。
「国宝 文庫」は、人生を深く味わいたいときに手に取りたくなる作品かもしれません。
近いうちに読んでみようと思います。
