私が最近興味を持っているテーマに「ミニマリスト的な暮らし」があります。
これまで物に囲まれた生活を当たり前のように送ってきましたが、年齢を重ねるごとに、物が多いことのストレスや負担を実感するようになりました。
特にひとり暮らしで家を整理していると、ふとした時に「これ、本当に必要だろうか?」と自問することがあります。
ミニマリストとは、必要最小限の物だけで生活することで、精神的にも空間的にも自由を手に入れるという考え方です。
現代は欲しい物がすぐに手に入る時代。
その反面、部屋が散らかり、心の余裕が失われていく人も多いのではないでしょうか。
しかし最近は、物が少ないことが心を軽くしてくれることを知りました。
特に高齢になってからの遺品整理や生前整理のことを考えると、「今のうちに身の回りを整えておきたい」と感じます。
私の叔母も物が多く、亡くなった後の整理で家族が非常に苦労しました。
だからこそ、元気なうちに片付けることは、自分のためだけでなく家族のためにもなるのだと思います。
では、何から始めればいいのでしょうか。
まずは玄関から。
玄関は家の顔とも言われる場所で、ここが整っているだけで毎日の出入りが気持ちよくなります。
次にリビング。
生活の中心となる場所だからこそ、必要な物だけを置いて、心地よい空間を保ちたいものです。
キッチンも忘れてはいけません。
調味料や食器が溢れていれば、料理が億劫になり、外食に頼りがちになります。
健康のためにも、使いやすい道具と清潔な空間を心がけたいです。
そして寝室。
ここは一日の疲れを癒す場所。
不要なものは置かず、ぐっすり眠れる環境を作ることで、翌朝の気分も変わってきます。
また、物を減らすことは節約にもつながります。
生活費が抑えられれば、老後の不安も軽くなります。必要な物だけを持ち、余裕ある生活を送ることで、時間と心に余裕が生まれるのです。
私自身、まだまだ道半ばですが、まずは「捨てること」を恐れずに始めてみようと思います。
お気に入りのもの、大切なものに囲まれた生活こそが、本当の豊かさなのかもしれません。
この本はタイトルの通り、片付け方の教科書となりました。
整理整頓をされたい方におすすめの一冊です。
